『トリビアの泉』冒頭で毎回語られたアシモフの言葉「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」という言葉は、アシモフ研究家が全著作を読み直しても見つけることが出来ない。ガセを調べるのはそれぐらい大変な作業が必要になる。
— 杉村喜光:知泉(三省堂辞典発売中 (@tisensugimura) February 9, 2021
写真は”トリビアの泉”の本。
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これの初出は唐沢俊一氏の著作で、そこと「トリビアの泉」単行本にしかない言葉。
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だったハズだが中島孝志『笑わせる!技術(2005年)』の中にも引用されていることを知る。
その本の中では「余裕の無い人は怪しげなモノに騙される」「知ったかぶりをするな」と書かれていて、まさに!と頷いてしまった。 pic.twitter.com/TqTQ5JabhB
現在の唐沢さんの現状を知ると”ちょっとこのタイミングで”と腰が引けてしまう話題だけど、それを知る前に注文した本が届いたので、とりあえず。
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でも、こうやって既成事実のように情報が広がって行くのだなと。
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ちなみにイギリスの哲学者・論理学者バートランド・ラッセルの言葉に
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「役に立たない知識から得る喜びは大きい(There is much pleasure to be gained from useless knowledge.)」
と言うモノがあり、これあたりが元ネタの可能性が高い。
トリビアの泉は観てなかったのだけども。
こうやって、さも本物のように広がっていくのなんか怖いなーと。