当時のタツノコには朝沼さんという名特殊効果マンがいらっしゃって、ガッチャマンの全カット、あの鳥形のバイザーを「1枚ずつ型取って」半透明にブラシかけてたのです。
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) July 9, 2020
あれはダブラシでは無く、エアブラシなんですよ。
背景が透けて見える均質なブラシ(さらにハイライトまで) https://t.co/isyrZEcW6d pic.twitter.com/crk4P3uv1A
補足
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) July 9, 2020
「バイザーを透明にする」は決メ!の1枚ならカンタン
しかし何十枚も「動く絵」だと、全てのブラシの透け具合いにムラがあると「ワサワサ半透明の色が動いてしまう」
だから何十枚も「均質にブラシ」は神技なのです。
僕らが当たり前に見てる画像の裏は、職人が支えていました。
左はゲッターロボのセル画
— 宮尾岳 (@GAKUJIRA) July 9, 2020
普通はこういう処理です。
頬のラインの外側は「バイザーの色」でベタ塗りされる。別に背景が透けて見えないからって怒られません。
ガッチャマンが(というか朝沼さんが)凝りすぎなのです(TдT) pic.twitter.com/3Da0K3h4hY
何十枚も「均質にブラシ」って意味分かんない、すご!