ゾクゾクと悪寒を感じるカゼの初期には葛根湯。
で、喉が痛いカゼの初期には銀翹散(ぎんぎょうさん)、涼解楽(りょうかいらく)、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)。ちょっとぐらいの寒気がしてもこれ。
喉が痛いカゼの初期に葛根湯ずっと飲んでても治らん。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
葛根湯は、「太陽病、項背こわばること几几、汗無く、悪風するは、葛根湯これを主る」「太陽と陽明の合病は、必ず自下利す、葛根湯これを主る」と傷寒論に書かれている通り、発熱悪寒などの症状があるカゼの初期で汗をかいていない場合と、下痢するときです。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
【赤いカゼと青いカゼ】
カゼはタイプを見極めて対処することで、悪化させずに治すことが出来ます。
赤いカゼは、
・熱っぽい、
・鼻水は黄色く粘る、
・鼻の中に熱感や乾燥感
・口や咽が渇く、喉が痛い
・だるさはあるが、関節の痛みなどはない(少ない)これが熱が原因の赤いカゼ。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
【赤いカゼと青いカゼ】
青いカゼは、
・ゾクゾクと寒気がする
・厚着しても寒い
・水っぽくて多い鼻水
・喉はあまり渇かない
・手足が冷える、節々が痛いこれが冷えが原因の青いカゼの症状。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
【赤いカゼと青いカゼ】
熱が原因(のどが痛い、熱っぽいなど)の赤いカゼには、冷ます性質を持った漢方を使います。
・銀翹散(ぎんぎょうさん)
・天津感冒片
・涼解楽(りょかいらく)
などがそう。これらはあくまでもカゼの初期に使います。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
【赤いカゼと青いカゼ】
冷えが原因(ゾクゾクする悪寒、水っぽい鼻水や痰、節々の痛みなど)の青いカゼには、温める性質を持った漢方を使います。
・葛根湯
・麻黄湯
・桂枝湯
などが代表です。妊娠中の青いカゼには、麻黄が入っていない、桂枝加葛根湯を使いましょう
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
この赤いカゼと青いカゼを適格に見分けることがカゼの初期対策ではとても重要です。
ゾクゾク寒気がして喉が痛くなければ葛根湯を。軽く寒気がしても喉が痛ければ銀翹散(ぎんぎょうさん)か、天津感冒片を使ってくださいね。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
カゼがずっと治らないという状態では、葛根湯や銀翹散は、基本的には、使わないですからね。
これらはカゼがまだ体の浅いところにいるときに吹き飛ばす目的で使うお薬です。進行してしまたカゼには違うお薬が必要です。
こじれたカゼに葛根湯を飲むのは、行き先が違うバスに乗るようなものです。
— 漢方のミドリ薬品さん (@PandaKanpo) 4月 10, 2017
今風邪気味だからなー。
φ(..)メモメモ